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見えなくなった外付けハードディスクを復元させる! その4 HDDケースはどうする?(ラトック RAIDケース RS-EC32-U3RX)

2019年12月12日

こんにちは、トトロ兄さんです。
今回は、バックアップ用として購入した12TBのハードディスクケースの話です。

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はじめに

これまでも外付けハードディスクケースを使ってきましたが、シングルのハードディスクケースを増設してきました。
これまで使っていた外付けハードディスクケースは、玄人志向の外付けハードディスクケースです。このケースを使ってきた理由は、USB2.0の時代に使っていましたが、価格が安かったことと、これまでトラブルになったことがなかったからです。外付けハードディスクケースのトラブルといえば、一番大きいのは電源アダプターの破損です。何よりも電源アダプターの破損の方が先に寿命がきてしまうのです。
しかし、これまでの玄人志向の外付けハードディスクケースは一度も電源アダプターでトラブったことがありませんでした。
玄人志向 HDDケース 外付け USB3.0 USB2.0 3.5型 SATA接続 ハードディスク 電源連動 レグザ アクオス トルネ インフィニア 動作確認済み GW3.5AA-SUP3/SV

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しかし、 外付けハードディスクケースの台数が増えてくると、ハードディスクケース自体の本体がかさばってきます。基本は1台1台を立てて並べておきます。そのため、1台1台に隙間があるので、どんどん横に広がっていってスペースをかなり使うのです。
また、電源アダプターは、購入時期によっては形状が違っていることもありました。そして、電源アダプターが四角くて大きいこともあり、電源タップのところで邪魔になってしまうのです。
これは仕方がないことなのですが、何台も同時に外付けハードディスクの電源を入れて、外付けハードディスクから別の外付けハードディスクにコピーをした場合、両方のハードディスクが同時に動作するので、音もうるさく振動も結構伝わってくるのです。
そのようなことから、なるべくこれ以上玄人志向の外付けハードディスクケースは増やしたくないなと思っていたのです。

 

 

 

 

RAIDケースにする

そういったことから、今回購入したのは、ラトックのRAIDケースを購入しました。
ラトックシステム USB3.0 RAIDケース (HDD2台用) ブラック RS-EC32-U3RX
このケースは、これまで1台購入しています。
前回のハードディスク購入の最後の部分でも書きましたが、以前 IODATA のRAID NASを使っていました。 IODATA のRAID NASで ISO ファイルを保存していたのです。
IODATA のRAID NASで保存した ISO ファイルを、プリンストンのデジ像というメディアプレーヤーで再生してテレビで視聴していたのです。
しかしながら、実は突然ハードディスク自体は壊れていないにも関わらず、IODATA のRAID NASのケース自体が壊れてしまったのです。
IODATA のRAID NASは、購入当初は2TB×2台のミラーリングで使っていました。しかしながら、容量も増えてきたこともあって、ストライピングに変更して4 TB として使用していました。
ストライピングにすることで、故障した場合のリスクが2倍になるわけですが、万が一のことを考えて、IODATA のRAID NASにさらに外付けのハードディスク4 TB を取り付けて、外付けハードディスクの方にストライピングのバックアップを取っていたのです。
このIODATA のRAID NASをさらにバックアップするという奇妙な状態の時、外付けハードディスク4 TBで使ったのが、 WESTERN DIGITAL の Red シリーズの4TBハードディスクだったのです。
IODATA のRAID NASの中に入っていたハードディスクは、サムスンの2TBのハードディスクが2個入っていたのです。
そして、IODATA のRAID NASのケースが壊れ、中に入っていたサムスンの2 TB のハードディスクを有効活用しようと購入したのが、ラトックのRAIDケースだったのです。

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なぜ、ラトックのRAIDケースなのか

ラトックのRAIDケースを使ってすでに2年ほど経過しています。ではなぜ、今回ラトックのRAIDケースを使うことにしたのか、ということです。
正直、外付けハードディスクケース2個の価格よりも割高になります。
外付けハードディスクケース1個は、2000円弱で購入することができるので、2つの外付けハードディスクケースを準備するのであれば、4000円程度で準備することができます。
しかしながら、ラトックのRAIDケースは、安くても8000円弱です。
約2倍の価格となります。 しかしながら敢えて、今回ラトックのRAIDケースを購入しました。
それは、抜群の安定した動作です。本当に安定しており、トラブったことがなかったのです。
先ほども書きましたが、サムスンの2TBのハードディスクを2台使ってミラーリングで使っていました。私個人のプライベートの大切なデータと仕事関係のデータです。
ハードディスクケースとしては、一度も調子が悪くなったことはありません。一度だけ警告が出たことがありますが、それはこのラトックのRAIDケースでミラーリングをしているときに不良セクターが見つかり、監視ソフトが教えてくれたのです。警告が出ると、不良セクターがどうしても気になってくるので、その当時余っていた WESTERN DIGITAL のグリーンシリーズの2 TB のハードディスクが1個余っていたので、そちらのハードディスクに交換したことがありました。メーカーは違いましたが、しっかりと復旧してくれてミラーリングを問題なく続けることができました。
監視ソフトとの連携がしっかり入っているということが、本当に安心だったのです。
また、たくさんのデータをコピーしている時などは、ハードディスクの温度が上がってきます。その温度によって後ろのファンがしっかりと回転しハードディスクを冷やしてくれるのです。これも素晴らしい機能です。
そんなこともあり、私個人としてはラトックのRAIDケースに絶大な信頼を置いているのです。そこで今回このラトックのRAIDケースを使うことにしたのです。

 

 

 

 

ミラーリングで使うのか?

では、ラトックのRAIDケースを新しく購入して、ミラーリングで使うのかというとそうではありません。ストライピングでも使う予定はありません。同じ容量のハードディスクは2個と持っていないからです。
手元にあるハードディスクは、2TB、4TB、8TB、12TBの4つなのです。
そこで今回構築する方法としては、 シングルモードで4つのハードディスクを使うことに決めたのです。
2 TB でミラーリングしていたハードディスクを、シングルモードでできるのか。
当然、心配になってきます。
IODATA のRAID NASは、フォーマット形式がNTFSではないので、シングルで使うには厳しいものがありました。基本はデータがすべて消されてしまいます。 Windows で読み込み専用として接続して、別のハードディスクにコピーする必要があるのです。
しかしながら、ラトックのRAIDケースでは、NTFSにしてミラーリングで使っていました。単純にいけば、モードを切り替えるだけで良いのかもしれません。ミラーリングをシングルモードに変える時にラトックの方も初期化されてしまうのです。
それを避けるために、RAIDモードクリアツールというのがあります。このRAIDモードクリアツールを使うことで、 シングルモードで設定した時、しっかりと1つのハードディスクとして認識してくれるのです。
そういったことが、実はラトックのRAIDケースFAQにしっかりと書かれています。
FAQ を見ると、 本当に細かい内容で色々な質問に対して答えてくれています。
興味のある方は、ぜひ一度 FAQ をご覧になってもらいたいと思います。
この FAQ をご覧になられれば、ラトックの本気のサポートが伝わってくるだろうと思います。それくらいしっかりとサポートに対して力を入れてくれているのです。
信頼というものですね。
リンク先↓
USB3.0 RAIDケース RS-EC32-U3Rシリーズ(FAQ)
だから、数ある外付けハードディスクの RAID ケースの中でも、ラトックのRAIDケースを選ぶのです。

 

 

 

 

外付けHDD構築(案)

そういったことから、次のように構築することにしました。
ラトックのRAIDケース2台

ラトックのRAIDケース1台目
WESTERN DIGITAL Green 2 TB
WESTERN DIGITAL Red 4 TB

ラトックのRAIDケース2台目
WESTERN DIGITAL Red 8 TB
WESTERN DIGITAL Red 12 TB

そして、4TB8TB12TBにバックアップする。
バックアップソフトは、定番の「BunBackup(64bit版)」ということにしました。

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外付けハードディスクの構築方法を決定したので、早速そのようにラトックのRAIDケースの中にハードディスクを設置することにしました。
ということで、長くなってきましたので、この続きは、次回にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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